2009~ブラジル、サンパウロ。毎日、自分探し。

自分が何をして、何を感じて生きてるのかを、客観的に知るために、とりあえず毎日書きたい!

人との縁

私は、人付き合いが苦手だ。今年だったか、自分は何か人と上手く付き合えない病気みたいなものがあるのかもしれない、と思った。

ブラジルに来て10年。日本語の語彙が減っている。あまり難しい言葉を使わないし、テレビもニュースも見ない。これは、マズイ。表したい表現に適切な言葉が出てこない。


発達障害とか、最近の子供に多いらしい、コミュニケーション障害とでもいうのだろうか。自覚は沢山ある。今までもあった。でも、自分でもなぜそーなるのか、どうしてみんなみたいに当たり前な反応や振る舞いが出来ないのか...と不思議に思っていた。


とゆーことで、今までも人付き合いは消極的だったし、今でも上手くやれる自信はない。それでも、上手い人を見ては尊敬するし、自分も上手く出来たらとはいつも思う。そして、そのつもりなんだけど...つい、逃げたり、上手く答えられなかったり、挙動不審になったり、反対にかやの外だったり...




でも、ユバ農場にいたときは誰でもない誰かになっていたから、それはもう不思議な感じだった。あれは、謙虚だったからだろうか。

自己主張するでもなく、遠慮するでもなく、考えすぎることもなく、ただそこに居て、素直に心を開いていた。すごく、居心地が良かったなぁ。でも、あれはユバの人が自然体で受け入れてくれたからで、私をそのままでいさせてくれたからだと思う。


もしも、頭で考えすぎず、謙虚さを忘れず、ただありたいようにいたら、またあんな風にいられるんだろうか、と思う。



で、こないだブルーナと話した時に出てきたキーワードが、縁を作ること。人と知り合っていくこと。

その後...久しぶりにメールしたしのさんが、いつもの行動力で新しい繋がりを広げて、新しい世界と繋がったことを聞いた。

それで、更に「人との縁、出会っていくこと」の大切さが身に染みた。私の苦手分野だから。さおりさんからも学んだ。自分らしくいる時と、人の中に入っていく時の自分の使い方を分けること。演出することは悪いことじゃない。それは嘘付きみたいに思っていたけど、さおりさんを見ていて、あれは優しさとか気遣いとか思いやりなんだなと思った。


「どんなに上手くても、頑張っていても、隠れていて誰にも知られなかったら、チャンスはない」同時期、旦那が言っていたこと。本当にそうだと思う。そろそろ勇気を出して、外に出ていかないとと思った。


多分、自分のためには頑張れない。でも、マツコ先生や古典音楽を大事に思ってる人達を思うと、出来る気がする。

アイデアは出てきた。これも、私から出たものではない気がする。その位、色んなことが繋がっては起こったり、出てきたりしている。


「人と繋がること」
「音楽の修練」
「新しい創作の工夫」