2009~ブラジル、サンパウロ。毎日、自分探し。

自分が何をして、何を感じて生きてるのかを、客観的に知るために、とりあえず毎日書きたい!

未来を作っていける指導者

久しぶりにすえのうちに行った。こないだコンクールで会ったけど、ゆっくり話すのは久しぶりだった。



イベントは協力がなければやれないこと。これからは、寄付金を出さなければならないこと。から始まって、舞踊では教師免許を取ったら、恩師に30万円、師範免許を取ったら、恩師に50万円...だそうで、聞きながら目玉が飛び出た。みんなそんなことしてるの!?という驚きと同時に、私にはそれは無理だと思った。琴は、教師免許を取るのに申請料とか送料とかで2万円くらいだと聞いている。只でさえ後継者がいないのに、そんな負担があると知ったら、最初からやるひとなんていないと思う。



舞踊のさとるさんは、とても上手で有望なので、スポンサーがつくとな。だから、遠征も沖縄研修も支援でいける。

もうこれは、スポンサーがつくくらい上手になるしかないなと思った。あとは、協力券とかに頼らずに資金を作るために、勉強会形式のセミナーとミニショーと販売を組み合わせたイベントとかどうかな?と勝手に想像している。



とても勉強になった話があった。ある舞踊の先生たち。一昔前は150人もの生徒さんがいたらしい。それが、一人の先生はとても躍りが上手だけど、今は後継者がいない。もう一人の先生はあまり躍りが上手じゃないけど、6人の生徒さんを教師に育てあげて、つい最近ご自身の発表会をしたのだけど、先生は何もせず、全部教師になった生徒さんたちがやってくれたと。そして今現在も150人の生徒さんがいるそうな。


やっぱり、教師だとか師範だとか権力とか名声とかじゃなくて、人望だと思う。素敵な先生ならついていきたい。私も、恩とか義理とかじゃなくて、(それをしないということじゃなくて)マツコ先生やこうぞう先生の人柄が大好きで、お話が大好きで、一緒に過ごす時間が大好きだから、琴を古典を続けている。そして、だからこそ先生たちの思いに応えたいと思うようになったし、先生たちの大好きな古典音楽を琴を残していきたいという想いを繋いでいきたいと思っている。




自分は、コミュニケーション障害っぽいけれど(汗)、自分もそういう慕われる人格者に近づけたら...と思う。唄も技術も大事。でも、音楽を通して精神の向上を目指してるはずだから、精神性も大事。



私も、もう一人の先生のような未来を目指していうと思った。