2009~ブラジル、サンパウロ。毎日、自分探し。

自分が何をして、何を感じて生きてるのかを、客観的に知るために、とりあえず毎日書きたい!

好きなものを感じる心。

いつのまにか、頭でっかちになって、

感じる心を忘れてきたことに気づいた。

 

昔から、自然の美しさに親が呆れるくらい感動する私だったが、

 

今でも、鳥のさえずりに心惹かれるし、

誰も気にも留めないような太陽の姿、

雲の隙間からこぼれる光の筋、

葉の間から漏れるきらきらした日の光、

日に照らされて色鮮やかに映る自然の色、

自分の影を映し出す月の光、

肌のぬくもりを感じさせる優しい風、

絶え間なくどこまでも続く川の音や波の音、

 

こういうのに、心躍るし、感動する。

一言で言えば、こういうのが大好きだ。

 

でも、小さい頃から無意識で本当の自分にフタをして生きてきた結果、

自分が本当に望むもの、本当に好きなものが分からなくなってしまっていた。

 

周りの価値観や常識を軸にしてきた結果、

自分の心動く瞬間を感じにくくなってしまっていた。

それを素直に表現することをしなくなっていた。

 

コンクリートの建物やプラスチックの物に溢れた生活の中で、

本来持っていた感じる心を殺してしまったかのようだ。

 

それでも、自然の中に美しいモノを見つければ、

やっぱり心躍らせないではいられない。

 

 

自分が今まで、人に依存し、人のせいにして、

自分の人生を生きてこなかったことにきづいてから、しばらく経つ。

 

あれからずっと、心は平穏を保っているし、以前のように、

周りを見ては焦り、自分が何をしたいのか分からずに焦る、

ということはなくなった。

 

今は、仕事と趣味と、家族の時間や友達との時間、

どれも自分の好きな時間だけ。

 

それでも、なんとなくこのままじゃいけない気がする、

という、ここに留まっていてはいけない感がある。

 

だから、まだもがいている。

本当は進むべき道を見つけて、

行きたい方へ向かうべきなんだろうけど、

 

まだ、立ち止まったまま。